
白い壁と明るい木の床。
家具や雑貨を詰め込みすぎず、部屋の中にゆったりとした余白を残した1K。
ものをたくさん持たないことではなく、
好きなものを心地よく眺められる空間をつくること。
そんな暮らしをイメージしました。
WHO LIVES HERE?
└ 静かな時間を大切にする、29歳
年齢:29歳
職業:雑貨店スタッフ
住まい:1K・約27㎡
一人暮らし:6年目
好きなもの:コーヒー、植物、器、アート
休日の朝は、カーテンを開けて部屋に光を入れる。
コーヒーを淹れて、窓際のテーブルへ。
本を読んだり、植物の手入れをしたり。
予定を決めず、何もしない時間を楽しむこともある。
部屋づくりで大切にしているのは、
「たくさん置くこと」ではなく、ひとつひとつのものが心地よく見えること。
何も置かれていない場所も、彼女にとっては大切なインテリアのひとつ。
HER RULES
└ この部屋をつくる、5つのルール
01|家具を置きすぎない
一人暮らしの部屋だからといって、スペースを家具で埋めない。
収納やテーブルなど必要な家具を選んだら、あえて何も置かない場所を残す。
床が見える面積が増えるだけで、部屋はぐっと広く感じられる。
02|窓から入る光を優先する
この部屋で一番大切なのは、自然光。
窓の前にはなるべく大きな家具を置かず、光が部屋の奥まで届くようにする。
朝の光が入るだけで、いつもの部屋も少し気持ちよく感じられる。
03|色より「素材」で変化をつける
ベースは白、アイボリーなどのナチュラルカラー。
そこにラタンやファブリック、植物など異なる素材を加えていく。
色を増やしすぎなくても、素材に変化があることで空間が単調にならない。
04|お気に入りは一つずつ飾る
アートや器、植物。
好きなものを全部並べるのではなく、それぞれに少し余白を与える。
お気に入りのものほど、周りに何もないほうが存在感が引き立つ。
05|何もしない場所をつくる
部屋のすべてを「何かをする場所」にしない。
目的のない余白があるからこそ、家で過ごす時間がゆっくりになる。
THE ROOM

└光と木のぬくもりでつくる、27㎡の1K
この部屋に入ってまず感じるのは、空間の広がり。
家具そのものは決して少なくありません。
ベッド、チェスト、テーブル、チェア、収納、テレビボード。
それでも圧迫感が少ないのは、家具同士の間にしっかりと余白を残しているから。
ベースカラーは白とアイボリー。
そこに明るい木の家具を合わせることで、ナチュラルで穏やかな雰囲気にまとめています。
さらに植物やラタン素材を加えることで、無機質になりすぎないように。
「何を置くか」だけではなく、「どこを空けておくか」。
この部屋では、そのバランスを大切にしています。
BED|低く暮らして、広く見せる

部屋の奥には、シンプルなベッドを。
寝具はホワイト〜アイボリー系でまとめ、部屋全体の明るさをキープしています。
ベッドまわりに物を置きすぎないことで、寝る場所でありながら、すっきりとした印象に。
床に近い低めの家具を選ぶのも、部屋を広く見せるポイントです。
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DINING|朝の光を楽しむ小さなテーブル

窓際には、コンパクトな丸テーブル。
ここは食事をするためだけではなく、コーヒーを飲んだり、本を読んだりする場所。
大きなダイニングテーブルを置かず、必要なサイズに抑えることで、部屋の中央に余白を残しています。
丸い天板なら角がないため、限られたスペースでも動線を邪魔しにくいのもポイント。
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STORAGE|「見せる」と「隠す」を半分ずつ

右側には、オープンな収納棚。
すべてを扉の中に隠してしまうのではなく、本や器、雑貨など一部はあえて見せています。
一方で、生活感が出やすいものは収納の中へ。
「全部隠す」でも「全部見せる」でもない。
このくらいのバランスが、暮らしやすさとインテリアの両方を叶えてくれます。
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LIGHTING|夜は、余白を照らす

昼間は自然光が主役。
そして夜は、照明で部屋の表情を変える。
天井照明だけですべてを明るくするのではなく、テーブルランプやフロアランプを組み合わせることで、部屋の一部に光の溜まり場をつくります。
明るさを少し落とすと、白い壁や木の家具も昼間とは違った柔らかい表情に。
「部屋全体を明るくする」のではなく、「過ごす場所を照らす」。
それだけでも、夜の一人暮らしは少し心地よくなります。
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ROOM NOTE
この部屋の主役は、「何もない場所」。
インテリアというと、
「どんな家具を置くか」「何を飾るか」「どんな色にするか」
を考えることが多い。
でも、この部屋が心地よく見える理由は、
置いてあるものだけではありません。
窓から入る光。
家具と家具の間にある空間。
何も置かれていない床。
それらがあることで、家具や雑貨がよりきれいに見えています。
部屋を素敵にするために、何かを足す。
その反対に、「あえて何も置かない」という選択もある。
お気に入りの家具をひとつ置いたら、その周りには少し余白を残してみる。
家具を買い足す前に、今あるものの配置を変えてみる。
そんな小さな工夫からでも、部屋の印象は変わっていくかもしれません。



































